導入支援 導入支援

導入支援

導入をお考えの方へ

医療現場での導入にあたり、ご検討の上で安心して導入していただくため、様々なお手伝いをさせていただいております。

包括的システム

医療にかかわる多職種の皆様と連携のもと、包括的なシステムにより患者様のQOL向上にお役立て出来るよう努めております。

包括的システム

 エントリージャパンは、患者様が日々の生活において継続的な訓練が行えるよう、包括的なシステムによりサービスを行っています。総合病院やクリニックなど開業医をはじめとする医療機関にとどまらず、研機関、大学など学生指導を行う教育機関において、パワーブリーズをお使いいただいています。また、医療機関様の多くは医療機器の販売業者様を通じて導入となるため、業者様を対象とした講習会などを行い、連携に努めています。

サービス

デモ機器の貸出

デモ機器の貸出

 医師、看護師、リハビリテーション分野において活躍されているなど医療関係者の皆様、研究者の皆様、医薬品に関連した業者様などを対象とし、デモ機器のお貸出しを行っております。医療機関所属、開業医など問いません。貸出機器、ご利用期間など詳しくはお問い合わせ下さい。
勉強会の実施

勉強会の実施

 医療機関のご担当者様、開業医の皆様などを対象に勉強会を実施しております。エントリージャパンスタッフがお伺いし、製品の詳細、呼吸筋トレーニングについてなどのご説明や実際に体験していただく場を設けています。お気軽にご相談ください。

導入モデル

 周術期の合併症として、無気肺・肺炎など呼吸器病変や呼吸機能の異常を引き起こす可能性があります。このような術後肺合併症の予防には、術前呼吸訓練が効果的であるといわれています。実際に術前呼吸訓練においてパワーブリーズが導入された医療機関の事例をご紹介します。

 手術が決定すると主治医の指示のもと、患者は院内売店・コンビニエンスストアなどでパワーブリーズ(呼吸訓練器具)を購入します。術前呼吸訓練の指導には、リハビリテーション室や周術期センターなどにおいて医師、看護師、理学療法士(PT)が介入します。 *手術決定から手術日までを約1か月としています。

  1. 患者の最大吸気筋力(MIP)をKH2を用いて測定し、適切な負荷の設定を行います。
  2. 呼吸訓練の内容や使用方法などを説明し、メディク・メディクプラスを用いて患者が在宅において実施・継続できるよう指導します。
  3. 患者は手術に向けて、日々の生活で呼吸訓練を行います。
  4. 約1か月後、術前の最大吸気筋力(MIP)を評価します。
  5. 術後も医師の指導のもと継続的に訓練を行うことが効果的といわれています。

 こちらはあくまでも一例となります。医療機関の体制により導入方法や介入する職種は様々です。周術期では呼吸器外科・消化器外科・心臓血管外科・婦人科・腎泌尿器科の手術における術前呼吸訓練を主として導入されています。導入をお考えの方はお気軽にお問合せください。

医療関係者向け参考資料

「おすすめプロトコール」「患者向けガイド」などを掲載しています。

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呼吸筋トレーニング(IMT)への思い

 呼吸筋トレーニング(IMT)は、呼吸リハビリの運動療法において基礎的な種目の一つである。2011年、Gosselinkらは
2000-2009年に発表された32論文を解析した結果から、慢性閉塞性肺疾患(COPD)におけるIMTに関する新しいエビデンスを発表した。この報告によれば、IMTにより最大吸気圧、呼吸筋耐久力、漸増負荷圧、運動耐容能、ボルグスケール、呼吸困難(TDI)、健康関連QOL(CRQ)の全ての項目で有意な改善が得られている。
 従来のIMT機器は、内部のスプリングの長さを変えることにより抵抗を調節するthreshold型であった。最近、バルブ弁口面積をテーパリング方式により変化させるtapered型が開発され、臨床応用が始まっている。さらに近年、IMTの具体的な実施に関して、持続時間よりも実施回数に重点をおいた方法が考案され、1回の実施を30回とする方式で最大吸気圧の増加が報告されている。最近、我々はこのような負荷条件によりCOPD患者にIMTを多施設多数例において実施し、最大吸気圧と運動耐容能の改善を報告した。
 近年、心不全や神経難病におけるIMTの有用性も報告されてきている。今後IMTに関しては、このような慢性疾患のみならず、スポーツ領域や声楽領域における普及が大いに期待される。

参考文献

塩谷隆信、佐竹將宏、上村佐知子、他. "呼吸筋トレーニングのエビデンスと新展開" 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 2016年 第26巻 第1号

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塩谷 隆信 教授 塩谷 隆信 教授

塩谷 隆信 教授

秋田大学名誉教授
医療法人久幸会理事

1978年3月21日
秋田大学医学部医学科 卒業
1984年3月29日
秋田大学大学院医学研究科 修了
1984年4月1日
秋田大学医学部附属病院 助手
1984年7月6日
米国シカゴ大学医学部 呼吸器 Research Fellow
1986年7月7日
秋田大学医学部 助手
1995年4月1日
秋田大学医学部 第二内科講師
1997年9月1日
秋田大学医療技術短期大学部
理学療法学科 教授
1999年6月1日
米国シカゴ大学医学部
文部省在外研究員
2002年10月1日
秋田大学医学部保健学科
理学療法学専攻 教授
2009年4月1日
秋田大学大学院医学系研究科
保健学専攻 教授
2018年4月1日
秋田大学 名誉教授
2018年4月1日
医療法人久幸会理事/介護老人保健施設ニコニコ苑施設長
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